the Hanna Zone Garden

作曲・演奏・ボーカルをしています。花園です。

Miles Davisについて②新しい音楽の追求

こんにちは、The Ubuntuのボーカル、花園です。私は音楽をやっていて、自分たちの作った音楽が多くの人に評価されて、認められることを目標に活動しています。ここでは音楽にまつわる色んな情報を私が読んだ書籍から紹介していきたいと思います。


Miles Davis - So What (Official Video)

私はジャズに関してほぼ素人なのですが、今回も音楽をしている人間として、ジャズ史には欠かせない人物マイルス・デイヴィス、彼から見習うべき点を皆さんにもお伝えしていきたいと思います。では、マイルス・デイヴィスの何が凄くて何が見習うべき点なのか、それは彼の、時代の空気を敏感に察知する感覚、ジャズという音楽の概念を常に更新していく開拓力、そして才能を見抜く洞察力です。ここでは省きますが、彼がメンバーに選んだミュージシャンたちは後にその才能を発揮し、有名になっていった人たちが多いようです。

では具体的に、彼の実積をお話ししていきします。1940年代末、アドリブの天才、チャーリー・パーカーの横で演奏していたマイルスはビバップというジャンルでの表現の限界を感じていました。そこで、彼の音楽仲間との研究により「クールの誕生」という作品を発表しました。ビバップとは違う新たな色味を帯びたこの作品は、白人の多い西海岸で特に人気が高まり、そこからエストコースト・ジャズ、が作られ始めていきました。そんな中マイルスは早くも次の開拓に既に取り掛かっておりビバップからさらに新たに派生させたジャズ、ハード・バップを生み出していきました。この書籍には、世間でイメージするジャズはこのハード・バップがほとんどと言ってもよい、と書かれています。白人ミュージシャンを中心とした、ウエストコースト・ジャズ、黒人主流のハード・バップ、マイルスがきっかけを生み出したこの2つをきっかけに、ファンキー・ジャズと呼ばれる新たなジャンルが派生していくことになります。さらに50年代後半、ジャズの伝統重視派を打破する新たな音楽を再び、マイルスが作り出しました、それがモード・ジャズです。モード・ジャズはその名の通り、複雑な要素が絡みあったジャズの常識を、いかにシンプルにさせるか、という窮屈からの解放を実現したものでした。

ここまでで既にマイルスが何度も音楽史のターニングポイントに登場する、それどころかターニングポイントを作ってきたかが分かりますよね。彼の音楽への追求意欲は本当に凄いと思います。本日はここまでとしますが、次回もマイルスの音楽革命についてお話ししていきたいと思います。読んでいただきありがとうございました。ではまた会いましょう。


The Ubuntu / Killer Bison (Audio)


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