the Hanna Zone Garden

作曲・演奏・ボーカルをしています。花園です。

ビリー・アイリッシュ①ギャング抗争の街で生まれた天才

こんにちは、The Ubuntuのボーカル、花園です。私は音楽をやっていて、自分たちの作った音楽が多くの人に評価されて、認められることを目標に活動しています。ここでは音楽にまつわる色んな情報を、私が読んだ書籍から紹介していきたいと思います。今日はビリー・アイリッシュについてお話ししていきます。みなさん知ってる方も多いのではないでしょうか。

bad guy

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 ビリー・アイリッシュは兄のフィニアスと共に作曲し歌うポップミュージシャンです。彼女は18歳の時、と言ってもまだ1年前のことですが、第62回グラミー賞で主要4部門を含む5つの賞を獲得しています。これは史上最年少、女性初の記録だそうです。もうこれだけで皆さん彼女の音楽を聴いてみたくなったと思いますが、私的に彼女の魅力は更に彼女自身の人間性にも音楽と同じくらいたくさんあると思っています。

グラミー賞の授賞式で彼女は意外なスピーチをしています。「この賞にふさわしい楽曲ってほかにもたくさんあるよね?なんだか申し訳ない。ほんとうにありがとう」と彼女は述べているのです。とても謙虚ですよね。あのカニエ・ウェストテイラー・スウィフトのマイクをぶん取って似たような発言をしていましたがそれとは意味合いが全然違ってきます。ビリー・アイリッシュを見たことがある方なら分かると思いますがド派手で攻撃的な彼女の見た目からは想像できない発言です。

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 彼女が育ってきた環境は、決して十分快適と言えるものではありませんでした。両親は芸能人で、父親は俳優、母親も女優で、声優や演出指導、作曲等をこなしていました。2人とも役者として有名なわけではなく父のパトリックいわく、ほとんど仕事らしい仕事はしていおらず、とても貧乏な家庭でした。4人家族全員が同じ部屋で寝ていたことありました。当時一家が住んでいたあたりのハイランドパークは、LAの中でも一、ニを争うほど貧しくで危険な地区でした。ギャングの抗争が日頃から起き、ビリーいわく街では普通に日常で銃声が聴こえてきたようです。

ここまで知ってすでに彼女の人生が過酷なことは十分伝わってきます。現在の彼女の姿からは想像できない、叩き上げミュージシャンです。今時まだこんな軌跡を辿ってくるミュージシャンが現れるとは、まだまだ夢も捨てたものではありません。私は彼女と比べればめちゃくちゃ平和に育ってきたので彼女のような音楽は多分できません。ですが私にしか感じない何かは必ずありますし、私からしか生まれない音楽が必ずあります。後はそれを呼び起こせるかどうかが大事かなと思っていますのでここまで読んで、あ、もう育ちから差がありすぎて敵わないからもう音楽やめよ、という方はもう少し自分にしかできないことを考えてみましょう。必ずまだやれることはあるはずです。ビリーにはできないことを私たちが果たしていきましょう。次回はビリーたちが世界の注目を浴びることになったきっかけをお話していきます。では本日はここまでとします。読んでいただきありがとうございました。また会いましょう。


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参考文献:

BILLIE EILISH ~ビリー・アイリッシュのすべて

BILLIE EILISH ~ビリー・アイリッシュのすべて

  • 作者:Charles Conway
  • 発売日: 2020/06/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)