the Hanna Zone Garden

作曲・演奏・ボーカルをしています。花園です。

楽曲解説 / Graced Fascination

こんにちは。花園です。私は作曲・演奏・ボーカル・ミックス・動画編集を独自で行いInstagramYoutube等でそれを配信しております。今回は私が制作した楽曲のGraced Fascinationについて解説をします。技術的なことは全然分からないので、そういうのがめんどくさい、という方は参考にしてみてください。

オリジナル楽曲です↓


Graced Fascination / Hanna Zone

まず、この曲はサビのメロディが急にひらめいたのでスマホボイスレコーダーで録音したところから始まりました。なんで閃くの?って思っている人はまずインプット量が圧倒的に足りていない人が多いと感覚ではありますが思います。とりあえず好きな音楽をたくさん聴いてください。私のボイスメモには膨大な数のメロディーが記録されています。なのでネタはあんまり尽きません。

そしてそこからそのメロディになんとなくピアノの音を追加してみました。ここが一番めんどくさいです。私は音楽理論がほぼ分からないので特に和音系の音を足すときには苦労します。とりあえずテキトーに色んな鍵盤を弾いて自分のイメージに合う音を探していきます。そうしているとなんとなくコード進行のようなものが出来上がってきます。ある程度形になったらそこからそのコード進行が何なのかを答え合わせしていきます。その方法は簡単です。ネットでぐぐるだけです。自分が作った和音のコードが何なのかを調べたあとは、微妙に間違ってそうなところを微調整し、完成です。これでとりあえずサビの歌メロとピアノの伴奏が完成しました。残りの部分のメロディはなんか合いそうなコード進行をくっつけてあとはそれ鳴らしながら永遠に歌い続けます。そしてこれだ、っと思ったら録音。これの繰り返し。ここまで歌詞はなし。テキトーです。

そして次にビートです。ビートにはなぜか分かりませんが最初、カニエ・ウエストのサンプリングみたいなサウンドにしたいなと思いました。彼のビートサウンドはサンプリングや打ち込みだけどどこか生音っぽい感じもする不思議な質感です。それをとりあえず目指しました。結果的にそれが実現できているかは分かりませんが、とりあえず目指しました。

そしてベース。ベースは最初はエリカ・バドゥのMama's GunのDidn't Cha Knowみたいなサウンドを意識しました。これも結果的になんか違う感じになったけどもういいか、みたいな感じです。

ここまで言うと彼らのファンからは怒られるかもしれませんがとりあえず参考にした、というだけで、実現しきれてはいないと思いますが、それでいいんです。模倣ではなオリジナリティが欲しいので入口と出口が違う方がいいと僕は思っています。入口と出口を同じにできる人はスタジオミュージシャンやプロデューサーのような凄い技術を持った方々です。

ギターは特に何も参考にはしていませんが、これもサンプリングみたいな雰囲気にしたいなとは思いながら弾きました。

ボーカルは、これも怒られるかもしれないのですが細美さんとノラ・ジョーンズエリカ・バドゥがコラボしたらこんな感じなんじゃないか、というのを妄想しながら歌いました。ファンの方々すみません。

そして歌詞。歌詞を考えるのが一番嫌いです。一番難しいですし未だに納得した歌詞を書けたことはほぼありません。あと英語が難しい。ただいつもの手法なのですがストーリーをとにかく妄想します。そしてそのストーリーの中にサブストーリーのようなスピンオフなども織り交ぜながらなんとなくの方向性だけ決めて抽象的に書いていきます。そうしてできた歌詞はなぜかなんとなく一貫したストーリーに仕上がります。今回に関しては、色んな別れが立て続けに起こってしまったが、なぜか希望しか感じないぜ、みたいなメンタル最強の人類が前に進もうとするストーリーでした。自分でもよく分かりません。

ミックス・マスタリングは、これも怒らないでください。Qティップを意識しました。この時期にQティップとHiatus Kaiyoteのコラボ楽曲を聴いていたため、なんかそれを意識しました。すごくいい曲なんですよね、、。

制作過程についてはざっとこんな感じです。いかがでしたでしょうか。何かの参考になれば幸いです。読んでいただきありがとうございました。

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